ゼノビアン ゼノビアンゼノビアンをプレイする

ダーク調のハイブリッド戦略ゲーム。都市の開発・侵略戦争・文明発展といったオーソドックスな要素に加え、英雄たちの強力な召喚魔法によりモンスターを召喚することも可能。大陸に点在するダンジョンを冒険して様々な召喚カードを手にする。兵士とモンスターによる軍隊でディテールな戦闘が面白い。

 

ゼノビアンのストーリー

遠い昔に、美しく豊かな大陸であった​​ゼノビア(Zenobia)は、温和な皇帝アグナル(Agnar)の優れた政治力で永い平和な時代を過ごしていた。

しかし、地上世界を支配しようとする欲望に満ちていた地下世界の君主タイタロン(Tithalon)は自ら率いる邪悪なモンスター軍を使って侵略を目論見、ゼノビア大陸を無益で大規模な戦火の渦に巻き込んでいった。

長い間続いていた平和に慣れていたゼノビア大陸の人々は、突然の戦争に混乱し、 地下世界の君主タイタロンのモンスター軍はその数が多く残忍であったために、 戦争開始からの人々の被害は悲惨なまでに増大し、栄華を極めていた文明は徹底的に破壊され始めた。

皇帝はすぐさま大陸中に伝令を出し大陸の多くの地域で合流した志願兵たちによって連合軍が結成されたが、凶暴なまでのモンスターの軍隊を相手にするには力不足であり、人々の敗北は目前であった。

この困難な時期に二人の歴史的な英雄が誕生した。過去の皇帝達の親衛隊長であり多くの兵士達の憧れであったベルセルク-クオスリン(Quotiln)は退役した後、普通の鍛冶屋として余生を送っていたが、長年の友人であり、皇室の偉大な魔法使いアドリン(Adoorin)の提案により少数の精鋭部隊を率いてタイタロンが根城としていた暗黒の要塞に 命をかけた奇襲攻撃を敢行した。

勝利の喜びに浮かれていたタイタロンと護衛部隊は全く予想できなかった奇襲と精鋭部隊の死をも覚悟した捨て身の攻撃に慌てふためき、タイタロンと護衛部隊は見事なまでに分断され、クオスリンの渾身の一撃により傷を負い地下世界に逃亡するタイタロンにアドリンは渾身の力を尽くして伝説の封印魔法を展開した。

この時タイタロンは魂と肉体が分離し、肉体を封印した瞬間大陸を占領していた全てのモンスター軍は霧のように 姿を消した。しかし、アドリンはタイタロンが不滅の身体を持つ地下世界の絶対的な君主であることをよく知っていたので、再び目を覚ますことができないように封印されたタイタロンの肉体を、誰も知らない秘密な場所に隠し、邪悪なタイタロンの魂を 封印したソウルストーン(Soul Stone)は、ゼノビア皇帝が住まう王宮の地下深くに安置されて2度とタイタロンが復活できないようにした。

果敢な奇襲攻撃の最中にゼノビアを救った勇敢な戦士クオスリンはタイタロンとの激しい戦いの末に死亡したとされ、タイタロンを封印した後に大魔法使いアドリンは、クオスリンの遺体と共にどこかに消えその後大陸の誰も彼らを見ることがなかった。そして、二人は奇跡の英雄として伝承されていくこととなる。

ゼノビア大陸はこれより500年以上続く平和の時期を迎え、その永き平和の中で地下世界との大戦争は伝説となり酒場で行われる語り草に 変わっていった。

再び歴史は繰り返されるのだろうか?ゼノビア大陸の発展と平和に貢献した賢明な皇帝カルドン(Cardon)の突然の死に、幼いながらにゼノビア皇帝の即位したペンダス(Pendus)は愚かで優柔不断な性格であった為に国が乱れていき、 周りの支持者たちは、一人二人と側を離れ始めた。そうして、幼い皇帝は支配の野心を抱く悪い魔法使いサダリン(Sadarin)の口車に落ち、それまでの偉大な皇帝達により必死に守られてきたソウルストーンを渡してしまうこととなる。

老いた狡猾なサダリンは闇の魔法を扱う闇の結社を創設した教主であり 多数の狂信的な信者に"ソウルストーンに封印されたタイタロンの魂を吸収し、我々は無限の力と永遠の命を得ることができる"と説法し、自分の一生を費やして学んだ闇の魔法を使い、それを実現しようとした愚かな人物だった。

結果的にソウルストーン(Soul Stone)の封印は邪悪なサダリンにより不安定な状態にまで封印を解かれ 、この出来事は数百年続いてきたゼノビアの平和を脅かす大災厄の始まりであった。

ソウルストーンの封印が破壊された瞬間に驚異的な輝きが空に昇り、破壊されたソウルストーンは大きな光となって膨れ上がり、直後に無数の小さな破片となって瞬く間に世界中に散らばっていった。

サダリンと一緒にこの光景を見ていた幼い皇帝と護衛兵たちは皆、その光によって虚しい死体に変わってしまった。ソウルストーンが光となって散らばった後、霧のように出てきたタイタロンの魂は、 封印を破壊した闇な魔法の影響を受けて、誰も見たことがないダークフォース(Dark Force)に 変貌してサダリンの死体に吸い込まれるように入り、彼を復活させた。

ダークフォースの力で復活したサダリンの行動は、まるで過去の大戦争時代のタイタロンの姿思い起こすかのように、闇の結社に集った狂信的な信者を軍隊として組織し皇室を掌握して 自分がゼノビアの支配者であることを全大陸に公布した。

しかし、大多数のゼノビアンの人々と各地域の指導者たちはこれを受け入れず激しく反発し、皇室の代表でありサダリンの政敵であった​​ロードス(Rodes)はサダリンに反旗を上げ、ベルデン(Belden)等の高位行政官僚もこれに賛同し、正規軍であったバヒール(Bahir)はサダリンとの戦争を宣言した。

しかし、サダリンは反発する勢力を冷やかすかのように自分を盲信する狂信達の軍隊をダークフォース軍と命名し、武力を前面に反抗勢力を排除する血の戦争を開始した。驚くべきことに狂信者達は自分たちの教主であったサダリンがソウルストーンの影響で、無限の力と 永遠の命を持った絶対的な支配者に生まれ変わったと固く信じて、さらに彼を盲信し始め、その数が予想を反して急激に増大した。

勢力が膨大になったダークフォース軍は大陸の多くの場所で500年前のモンスターを召喚し、残忍な戦争を繰り広げた。そしてダークフォースに操られているサダリンは、支配地域が増えるたびに大陸のどこかに隠されている封印されたタイタロンの肉体を必死に探していた。

信じていたゼノビアの正規軍が壊滅させられると各地域で志願兵が集まり民兵が組織されダークフォース軍の侵略に勇敢に対抗したが、その犠牲はあまりにも大きかった。これはダークフォースの力が絶大である悲観的な状況というのもあったが、召喚モンスターと人間との絶望的なまでの戦闘力の差が主な原因だった

しかし、ゼノビアの闇の時代の中で力を求める何人かの英雄たちの粘り強い努力で、偉大な魔法使いアドリンがタイタロンに使用した、封印魔法の秘密を解く事に成功し、モンスターを封印して使役召喚する古代の魔法を習得した多くの英雄たちが大陸に現れ始めた。多くの英雄は正義の君主の配下に下ってダークフォースの侵略に対抗しており、戦争の様相は同等のものとなっていた。

ダークフォースとの戦争が長期戦になると、一方では勝利を楽観的に見る者達が現れ始めたが、これはタイタロンの復活がした場合にもたらされる破滅的な状況を予想できない妄想に近いものであった。

根拠のない楽観論が広がり始めると皇帝の空席を得ようとする目的で支配力を誇示する勢力が増え、良い意味で蜂起した勢力間にも見えない牽制と軋轢が生じ、不協和音が多くなった。結局、些細な小さな事件により勢力間の紛争が激化し始めたりして、人間の権力闘争に召喚モンスターまで利用され始めた。そして、戦争はダークフォース軍だけでなく、人間同士でも行われるという混乱状態に陥っていった。

激しい勢力争いと極度の混乱に疲れた一部のゼノビアの人々は、武器を捨てて代表会議を通じた多国間の政治を実現する中立国を目指し、自然に恵まれた地域であるタスマラン港を中心に集まった。彼らは誰かがこの混乱を克服し、地下世界の君主であるタイタロンの復活を防いでくれるの待ち望み、その目的のために複数の場所で蜂起した勇敢な君主達を助ける為の努力を傾けていたが、未だゼノビア大陸の未来は先が見えない迷宮に陥っている状態であった。

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